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  1. 府中市議会 2021-11-30
    令和 3年第5回定例会(11月30日)


    取得元: 府中市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-03
    令和 3年第5回定例会(11月30日)              令和3年第5回府中市議会定例会会議録  令和3年11月30日午前10時0分、府中市議会定例会本市議事堂において開会した。 1 出席議員      1番  棗田澄子       2番  芝内則明      3番  福田 勉       4番  森川 稔      5番  広瀬和彦       6番  安友正章      7番  岡田隆行       8番  楢﨑征途      9番  土井基司       10番  水田 豊      11番  加納孝彦       12番  山口康治      13番  本谷宏行       14番  三藤 毅      15番  加島広宣       16番  大本千香子      17番  田邉 稔       18番  橘髙尚裕      19番  加藤吉秀       20番  丸山茂美 1 欠席議員   なし 1 説明のため出席した者   市長          小野申人   副市長         村上明雄   教育長         荻野雅裕   危機管理監       藤原眞琴   総務部長        豊田弘治   理事兼地域振興担当部長 後藤 勝
      情報戦略担当部長    國丸昌之   健康福祉部長      唐川 平   経済観光部長      若井紳壮   観光戦略推進担当部長  森川祐司   建設部長        河毛茂利   教育部長        門田雄治   人事課長        真田祥嗣   総務課長兼選管事務局長 切原秀隆   政策企画課長      岡田宏子   財政課長        山田典央   会計課長        石岡聡美 1 事務局及び書記   事務局長        皿田利光   議事係長        小林正樹   主任          谷本育子 1 議事日程   日程第1 会期の決定について   日程第2 会議録署名議員の指名   日程第3 議案第76号 府中市歴史民俗資料館等公の施設の指定管理者の指定につい              て   日程第4 議案第77号 府中市特別養護老人ホームほのぼの苑等公の施設の指定管理              者の指定について   日程第5 議案第78号 府中市羽高湖サン・スポーツランド等公の施設の指定管理者              の指定について   日程第6 議案第79号 字の区域変更について   日程第7 議案第80号 市道路線の認定について   日程第8 議案第81号 府中市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負              担に関する条例の一部改正について   日程第9 議案第82号 府中市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について   日程第10 議案第83号 府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正につい              て   日程第11 議案第84号 府中市国民健康保険条例の一部改正について   日程第12 議案第85号 令和3年度府中市一般会計補正予算(第7号)について   日程第13 議案第86号 令和3年度府中市水道事業会計補正予算(第1号)について   日程第14 議案第87号 令和3年度府中市病院事業会計補正予算(第2号)について   日程第15 議案第88号 令和3年度府中市一般会計補正予算(第8号)について   日程第16 報告第13号 専決処分の報告について   日程第17       事務事業評価の報告について 1 本日の会議に付した事件   議事日程のとおり            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~               午前10時0分 開会・開議 ○議長(棗田澄子君) これより、令和3年第5回府中市議会定例会を開会いたします。  ただいまから本日の会議を開きます。  本日の議事は、お手元に配付しております議事日程表により進めたいと思います。  議会招集に当たり、市長から御挨拶がございます。  市長。              〔市長 小野申人君 登壇〕 ○市長(小野申人君) おはようございます。  12月定例会の開会に当たりまして、一言御挨拶を申し上げます。  本日は、府中市議会12月定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様におかれましては、このように御参集くださり、まことにありがとうございます。市の近況につきまして、若干報告をさせていただきたいと思います。  まずは新型コロナウイルスの状況について申し上げます。全国的に感染者は減少しており、広島県では11月に入り新規感染者数は一桁台が続いており、新規感染者がゼロという日もありました。府中市におきましても、11月2日、5日に1名ずつ感染者が確認され、年齢も30歳代、70歳代と散発的に発生している状況であります。  一方で、新たな変異株オミクロン株の感染拡大が欧州で懸念されています。新たな変異株はこれまでのものより感染力が強いなどの情報もあり、今後の状況を注視していく必要があろうと思っております。そのような中で、これから年末年始にかけて移動や飲食の機会もあろうかと思います。県外往来については感染状況を踏まえるなど、市民の皆様には自分が感染しない、人に感染させない対策に協力をお願いいたします。  また、先日県から新たなイベント開催条件に加えて、ワクチン検査パッケージ制度が示されました。この新しい制度は、事業者が感染防止安全計画を策定した上で、入場者等のワクチン接種歴、または検査結果の陰性のいずれかを確認することにより、緊急事態宣言まん延防止等重点措置等においても、感染拡大を防止しながら日常生活や経済社会活動を継続できるよう、行動制限の緩和の取り組みを進めていくものであります。市におきましても新たなイベント開催条件に準じ、コロナ禍における新しい生活様式に対応したイベント等の開催を行ってまいります。  続いてワクチンの接種状況でありますが、本市ではこれまでワクチン接種を希望する方に対し、接種方法の構築、接種枠やワクチン確保に取り組み、同時に接種に対する周知を行ってまいりました。現時点、11月26日時点でありますが、本市におけるワクチン接種の2回目接種率は、12歳以上の対象者全体で86.4%、全人口の80%に到達しております。  中でも、65歳以上の方に限定しますと、93.3%の方が2回目の接種を完了していただいております。全体の接種率が9割近くとなっていることなどから、今後のワクチン接種につきましては接種機会を逃した方と新たに対象となる方を対象とし、府中市民病院において接種を実施してまいります。  次に、国から方針が示されましたブースターと呼ばれる3回目のワクチン接種についてでありますが、2回目の接種から8カ月を経過した18歳以上の方が対象となっており、市においても希望する方には混乱なく受けていただけるよう、接種体制の整備など準備を進めているところであります。開始時期は国が目安とする12月からとしまして、具体的には接種実施の目安として医療従事者の方が12月から、また65歳以上の方が来年2月下旬以降、65歳未満の方が来年4月以降順次開始する予定としております。接種方法につきましては、集団接種や個別接種の実施に向けて医師会と協議を進めております。  また、接種券につきましては、2回目接種後8カ月を経過する人から順次発送することとし、まず12月に接種対象となられる方へ11月19日に接種券を発送いたしました。これからも関係機関と連携を図り、医師会を初めとした関係者の皆様の御協力もいただきながら、確実に皆様への3回目の御案内とスムーズな接種ができるよう全力で取り組んでまいります。  次に、新型コロナ以外の市の近況についてでありますが、コロナ禍にありますが健康志向からスポーツに注目が集まる中、多くの方々から復活を望む声もあり、十数年ぶりに府中市にマラソン大会を復活させました。これは、県内初となりますリアルとオンラインの同時開催によるハイブリッドマラソンとして開催したものであります。オンライン参加が97名、また28日の町なかで行われましたマラソン大会には、53チーム343名の参加があったところであります。  まず大会には、天満屋女子陸上競技部で活躍された坂本直子さんにゲストとして参加をいただきました。当日は大変多くの皆さんの楽しみな姿を見る中、今後もスポーツによる魅力あるまちづくりを積極的に推進してまいりたいと思っております。  また、開催に当たりましては、多くの方々に御協力をいただいたことをこの場をかりてお礼を申し上げたいと思っております。本当にありがとうございました。  次に、駅周辺のまちづくり、にぎわいづくりについてであります。i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)ではオープンから4カ月が経過し、高校生やママ友、あるいは家族3世代など、11月は1万人を超える来客に手応えを感じております。また、さまざまなジャンルの音楽関係者によります文化・芸術に触れるイベント、府中らしいワークショップ、あるいは学生発のイベントといった企画やプレーヤーがi-coreFUCHU(いこーれふちゅう)を活動拠点としている動きも見られます。エリアとしての価値向上や、出展者が次なる出展者を紹介しつながっていくといった、連鎖的なネットワークの展開を実感しているところであります。  現在進行形で駅周辺が目に見える形で変わりつつあり、さらに次の一手としてここに市民プールを建設する予定としております。完成時には、駅周辺がさま変わりすると思っておりますし、同時進行で駅の南北の連携にも道筋を立てていきたいと思っております。また、芦田川・出口川沿いで新たな展開も進めてまいります。  まずはアーバンスポーツの可能性であります。オリンピックで注目されているスケートボードに着目し、社会実験の一環としてスケートボード場を1カ月程度設置してまいります。実施は1月頃、こどもの国ポム・サーキットで行うよう調整しているところであります。これは、実際にスケートボードを行っている方々と一緒にスケートボード場を企画しつくっていくことで、自分たちの居場所づくりについても学ぶきっかけをつくる試みでもあり、まずは12月7日に県立府中東高校都市システム科におきまして、授業として意見交換を行ってまいりたいと思います。  次に、ポムポム横に府中市にはなかった大型遊具を設置し、そこに建築学生のチャレンジコンペで選定した人が集まるトイレを加え、一帯をリバーフロントとしてつくり上げてまいります。芦田川・出口川沿いと駅の連携を生み出し、グランドデザインで描いた府中市の未来像を形にして、市民の皆さんが実感できる形にしてまいりたいと思います。  続いて、11月1日に公開をしました府中市公式アプリMy府中についてでであります。My府中は市民と行政の距離を縮め、市民一人一人の利便性を重視した、実感できる新たな行政サービスの提供を行うものであります。例えば、大雨の際などに倒木や崩落の写真を撮影してアプリに投稿すると、それを確認した職員が対処するといったこともできる双方向のコミュニケーションツールになり、既に道路の修繕等につながった事例もあります。現在のダウンロード数は2,000を超えており、想定以上の方に利用していただいているところであります。  また、12月1日には市内登録飲食店で割引が受けられるデジタルクーポンの配信も行ってまいります。コロナ禍で落ち込んだ消費の回復とMy府中の普及を促進し、この機会に、スマホをかざすだけで割引を受けられる利便性を多くの方に実感していただきたいと思っております。今後も市民生活におけるDXを推進する中で、多様化する行政サービスに対応していくために、市民の皆様とのプラットフォームとしてMy府中を大事に育てていきたいと考えております。  次に、市内の浸水対策の現状についてでありますが、まず中須地区におきまして、地元とともに検討を続けてきた中須排水区につきましては、新規雨水ポンプ場の建設を行うことで調整をしております。第1期整備として、まずは毎秒5トンの整備を行い、既設の固定式ポンプと合わせ、合計で毎秒6トンの排水能力を確保する予定としております。これは、今までの最大の平成30年7月豪雨を再現しても、浸水被害の大半を回避できるというシミュレーション結果が出ているわけであります。  また、本年8月の前線による長雨では、芦田川右岸に点在する排水樋門での浸水対策として可搬式排水ポンプを運転し、被害を軽減することができたところであります。引き続き浸水被害に対する安心・安全を高めていきたいと考えております。  次に、補正予算についてでありますが、今回の補正予算では、感染防止対策アフターコロナに対応した予算を中心に計上しております。このうち、市内学校における感染症対策として、市内全ての学校体育館スポットクーラー、そしてジェットヒーターを設置をいたします。コロナ対策として換気をしながらも、また体育館内の温度管理ができるようにし、授業やクラブ活動における熱中症などへも対策を講じてまいります。また、避難所にもなっております体育館では、災害時などにも使用することで避難生活の環境改善も図ってまいります。教室におきましては、CO2センサーを新たに設置し授業中の換気を見える化することで、学校における感染拡大防止を図ってまいります。  そのほかに、8月に発生しました豪雨による災害復旧のための経費、また今年度から来年度にかけ実施予定のワクチン3回目接種に向けて接種体制の経費、ボックスオフィスを設置しテレワークを推進、あるいは駅周辺の賑わいづくり事業、またワーケーションの推進と宿泊事業者支援事業の増額などといった事業を計上しております。  終わりになりますが、今議会には公共施設の指定管理者の指定を含めた事件5件、条例4件、補正予算4件の計13件の議案を提案させていただいております。どうか皆様の慎重なる御審議を賜り、全て原案どおりに御可決をいただきますことをお願い申し上げまして、12月定例会開会に当たりましての私の御挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。              〔市長 小野申人君 降壇〕            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第1、会期の決定についての件を議題といたします。  今期定例会の会期は、本日から12月14日までの15日間といたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、会期は15日間と決定いたしました。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第86条の規定により、議長において加藤吉秀君及び大本千香子君を指名いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) この際、日程第3、議案第76号「府中市歴史民俗資料館等公の施設の指定管理者の指定について」から、日程第16、報告第13号「専決処分の報告について」までを一括議題といたします。  市長から、提案理由の説明を求めます。  豊田総務部長。             〔総務部長 豊田弘治君 登壇〕 ○総務部長(豊田弘治君) おはようございます。  それでは、令和3年第5回府中市議会定例会に提案しております議案及び報告等について、説明いたします。  今議会から、予算以外の議案につきまして議案概要資料を作成し、議案集に添付をさせていただいております。各議案の要旨、内容、改正概要等につきまして記載し、今まで参考資料としていた図面あるいは条例の新旧対照表も入れておるものでございます。  提案説明につきましては、この議案につきましてはこの議案概要資料、予算は予算説明資料を基にさせていただくこととしますので、よろしくお願いいたします。  それでは、順に説明いたします。  ただいま配信をいたしました。議案資料の3ページでございます。  議案第76号から第78号につきましては、公の施設の指定管理の指定についての議案でございます。令和4年度からの指定管理者について、地方自治法の規定により議会の議決を求めるものです。6月議会の際には、より柔軟な制度運用により効果的かつ効率的な施設運用を図るため、指定管理制度の選択を可能とし、また指定管理期間を定めないなど関係条例改正の議決をいただき、その後施設ごとにその効用を最大限発揮できるよう、施設のあり方とセットで検討を進め、9月末には方向性や指定管理期間等を整理したものを説明をさせていただいたところでございます。  それらを踏まえ、公募するとした7施設6件については10月に公募を行い、11月初旬にプロポーザル審査、また指名とした施設につきましても、書類審査を経て74の施設について、本件であります指定管理者候補を選定し議案としたところでございます。  資料の縦3です。見直しを行う施設を御覧ください。  ここは、いずれも現在の指定管理者を継続して指名するものでございますが、指定期間をそれぞれ定めております。  まず福祉関連施設については、3年間の指定管理期間の中で、譲渡や貸し付けを含めた方策を検討していくこととしています。  次に、観光施設につきましては、稼ぐ観光を目指すため民間のノウハウを活用する必要があり、体制を含めた1年間の指定管理で検討してまいります。  スポーツ関連施設は新しいプールの建設、健康やフレイル予防の視点、アーバンスポーツなど総合的な推進体制の必要性から、新たな組織や指定管理者を検討する期間として3年間としております。  歴史民俗資料館等は、本来の業務を継続しつつ、観光など地域貢献の形も整理していく期間として、2年間としております。  次に4ページ、公募等の状況でございます。  公募した施設につきましては、いずれもプロポーザルの結果、現在の指定管理者と同じ事業者を候補者として選定をしております。  選定のポイントの概要を説明いたします。  体育館は市が求める自主事業に対する提案、またフットサルチームのキャンプ地誘致などの提案がございました。
     文化センターは、地域に密着した文化活動のさらなる推進、地元の音楽プロデューサーを迎えて新たな事業展開の検討などがございます。  図書館は、障害者に対するサービス充実電子図書館の拡大、こどもの国は天満屋や「道の駅 びんご府中」との連携を図るための無料シャトルバスの運行、また新設遊具に対する人員配置などの提案がございました。  勤労青少年ホームは、地域コミュニティ活動支援事業、またドローン資格取得の合宿などの提案などがございました。  「道の駅 びんご府中」につきましては、天満屋、i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)との連携した取り組みをさらに進めることが提案され、それぞれそういったポイントを含め選定をしたものでございます。  このほか、地域の集会施設・体育館等につきましては、引き続き地元の町内会等への指定管理としておるものでございます。後ほど予算の説明でも申しますが、これらの指定管理料について、年数に応じた債務負担行為の設定を計上しております。  以上で、指定管理議案の説明を終わります。  次に、7ページを配信いたします。  議案第79号、字の区域の変更について議会の議決を求めるものです。  令和2年度の地籍調査の実施に伴い、行縢町の一部と上下町の一部の地区において、土地の合筆や字区域の整理による変更で、区域については、次ページ以降の図面を御参照ください。なお、今年度は上下町の一部と木野山町の一部について実施中でございます。  続いて16ページ、今配信をいたしました。  議案第80号、市道路線の認定について。道路法の規定により、市道路線の認定について市議会の議決を求めるものです。民間の開発事業者が設置した道路について、重要な幹線道路へのアクセスが可能となることから、市道広谷24号線として認定をするものです。路線の調書、地図は次ページ以降を御参照ください。  続いて19ページ、議案第81号、府中市の議会の議員及び長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものです。公職選挙法の一部改正により、条例で定めることによって選挙運動用ビラの公費負担が可能となるもので、施行期日は公布の日です。公費負担の上限単価は1枚につき7.51円、上限枚数は市長が1万6,000枚、市議会議員が4,000枚となります。  続いて23ページを配信いたしました。  議案第82号、府中市老人集会所設置及び管理条例の一部改正について市議会の議決を求めるものです。府中市集会所個別施設計画に基づき、本山町老人集会所本山町内会へ譲渡するため条例から削除するもので、施行期日は公布の日でございます。  続いて25ページ、議案第83号、府中市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものです。令和4年度から新たに稼働を開始する環境センターについて、所在地が変更すること、処理方法及び受け入れ内容の変更による改正で、施行期日は令和4年4月1日でございます。  続いて27ページ、議案第84号、府中市国民健康保険条例の一部改正について、市議会の議決を求めるものです。健康保険法施行令の改正により、産科医療補償制度掛金の引き下げに伴い、その減額分に対して出産育児一時金を増額することにより、総支給額を維持する改正を行うもので、施行期日は令和4年1月1日でございます。  議案の説明につきましては、以上です。  続いて、補正予算について説明を申し上げます。  議案第85号、令和3年度府中市一般会計補正予算(第7号)から、議案第88号、令和3年度府中市一般会計補正予算(第8号)までの4件につきまして、その概要を令和3年度12月補正予算説明資料及びその追加分により説明を申し上げます。  12月の一般会計補正予算は、新型コロナウイルス感染症対策として、3回目のワクチン接種に係る経費、学校や病院、ハイリスク業種などへの感染拡大防止に向けた対策支援事業のほか、i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)の新たな活用促進に係る経費やことし8月に発生した豪雨による被災箇所の早期復旧のための経費など、8億2,592万円の予算を計上しました。  主な補正内容について説明します。  まずウィズコロナの事業として、新型コロナウイルスワクチン住民接種事業は、来年度にかけて実施予定のワクチンの3回目接種に向けた経費として、1億6,313万9,000円を計上しております。次の市内学校における感染症対策事業は、学校体育館スポットクーラージェットヒーターを設置することで、学校生活と避難生活の環境改善を図ることと、また各教室にCO2センサーを設置し感染拡大防止を図るもので、5,583万6,000円を計上しています。  次に、新型コロナウイルス感染症対策交付金は、公立3病院に対して、次の感染拡大に備えた医療機器の増設などの支援を行うもので、8,029万5,000円を計上しています。また、ハイリスク業種への感染拡大防止支援事業は、交通事業者介護施設事業者障害者施設事業者に対してマスクや抗原検査キットなどの購入費用を支援するもので、1,170万円を計上しています。  次に、3ページのアフターコロナを見据えた経費でございます。  まず、ボックスオフィス×テレワーク事業は、コロナ禍で増加した市役所のウェブ会議に対応するため、地元企業が制作したボックスオフィスを設置し、テレワークの推進と地場製品の市内外へのPRを行うもので、1,000万円を計上しています。  駅周辺の賑わいづくり事業は、i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)の第2期整備を見据え、芝生広場にインタラクティブ・プロジェクションマッピングを導入し、市内の産業、観光など触れる機会を提供することで域内消費と回遊性の向上につなげるもので、2,000万円を計上しています。  恋しき・翁座保存活用事業は、恋しき・翁座においてPCやスマートフォンを活用して3Dによる建物空間を体験でき、空間内でさらに情報取得ができるなど、施設の新たな魅力発信をするもので350万円を計上しています。  ワーケーション推進事業は、市内3カ所のキャンプ場内でのWi-Fi環境を整備するもので、688万7,000円を計上しています。  泊りにゃあ備後府中は、6月定例会で計上した事業が好評であることからさらに増額をするもので、300万円を計上しています。  勤務状況の見える化による働きやすい環境づくりは、ICカードなどを用いた職員の入退庁、勤務管理システムの導入により、勤務状況の見える化を図ることで働き方改革を推進するもので、2,000万円を計上しています。  続いて4ページをお開きください。  府中GIGAスクール構想ステップアップ事業は、授業でのPCと教材の同時閲覧を可能とするための机の天板の拡張経費で、540万円を計上しております。このほか、新型コロナウイルス感染症対策以外の事業として、令和3年8月豪雨災害復旧事業は、8月11日から22日にかけての豪雨により、多数発生した道路等の被災箇所の復旧工事を早急に進め、市民の安全・安心を確保するため、土木・農業施設合わせて27件、1億220万円を計上しています。  次に繰越明許費として、先ほどの3回目のワクチン接種事業、災害復旧事業経費などを計上しています。そして債務負担行為補整では、指定管理委託料、また新環境センター施設運転管理業務委託料などを計上しております。  続いて、特別会計の補正予算につきましては、5ページを御覧ください。  水道事業会計は、浄水場運転管理業務の来年度からの債務負担行為を計上しております。病院事業会計は、コロナウイルス感染症拡大防止対策のための消耗品や機械備品の購入等などで、収益・資本の支出を合わせて1,016万9,000円を計上しております。  続いて、追加で提案をしております議案第88号、一般会計補正予算(第8号)について説明をいたします。  追加資料を配信いたしました。  コロナウイルス感染症の影響を受けた子育て世帯を支援するため、児童一人当たり5万円の臨時特別給付金を支給するもので、対象者はことし9月分児童手当の受給者、16歳から18歳の子を養育する者、令和4年3月31日までに生まれる新生児を養育する者、そして、支給につきましては1、①の児童手当受給者につきましては、年内の支給としております。これらの経費、事務費を含めまして2億5,539万8,000円を計上しております。  補正予算についての説明は以上です。  続いて報告に入ります。  配信をいたしました。  報告第13号、専決処分の報告について、地方自治法の規定により報告するものです。公用車運転の際の事故の賠償として、賠償金は6万2,255円、事故の概況等は記載のとおり、処分の日は令和3年11月18日でございます。  以上で、本定例会に提案をさせていただいております議案、報告についての説明を終わります。何とぞ慎重審議の上、全ての議案を原案どおり可決いただきますようお願いいたします。             〔総務部長 豊田弘治君 降壇〕            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これにて、議案理由の説明を終結いたします。  議案第76号から議案第84号までの9件、及び議案第86号、議案第87号の2件、計11件について、これより質疑に入ります。  ただいまのところ報告はありませんので、質疑を終結いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 議案第76号から議案第84号までの9件、及び議案第86号、議案第87号の2件、計11件については、配信しております委員会付託区分表のとおり、所管の各常任委員会に付託いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) お諮りいたします。  議案第85号及び議案第88号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって議案第85号及び議案第88号については、議長を除く19人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上、審査することに決しました。  ただいま設置されました予算特別委員会の正副委員長の互選について、議長からお願いいたします。  慣例により、予算特別委員会の委員長には副議長に、副委員長には総務文教委員長になっていただいておりますので、互選の手続を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) これより、報告第13号の質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、順次発言を許します。  岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) おはようございます。報告第13号について、幾つか質問をさせていただきます。  一つ目は、過去5年間において職務遂行上で発生した交通事故の件数と概要、これを御説明ください。  二つ目ですけれども、今年度に限ってみた場合、9月議会と本12月議会にそれぞれ1件ずつ、計2件が報告されております。過失割合はそれぞれ10%、20%と低い上、職員あるいは相手方双方にもけががなく事なきを得ておりますけれども、例えばこの2件の発生曜日、あるいは発生時刻等で似通っている点はないかという点。  最後三つ目ですけれども、今後再発を防止する上で市としてどのような点に留意をしていくのか、それがどのような点が求められているのかという点で見解を伺いたい。  この三つでございます。よろしくお願いいたします。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 石岡会計課長。             〔会計課長 石岡聡美君 登壇〕 ○会計課長(石岡聡美君) 報告13号のことについてなんですが、過去の公用車の事故件数は、平成28年度が16件、平成29年度が25件、平成30年度が23件、令和元年度が11件、令和2年度が13件となっております。主な事故の概要としましては、後方の確認不足や前方の不注意、また巻き込み時の接触による自損事故が原因となっております。  質問の二つ目の9月議会と12月議会報告の発生曜日、時刻などの類似点ですが、どちらの事故も木曜日の午後から夕方にかけて起こっており、事故の相手側が帰宅・帰社途中だった類似点がございます。夕方の時間帯は気持ちが焦る時間帯でもありますので、より一層の注意が必要であると考えております。  また、再発防止と留意点ですが、事故再発防止のため乗車前の前後の確認、周りの状況を確認など、事故防止の啓発を行っているところです。また、交通安全意識を高め事故を未然に防ぐために、事故対象者を含んだ公用車を運転する職員を対象とした安全運転講習会を府中警察署職員を講師に迎えて実施しており、今年度は11月に開催したところです。今後もこういった講習会を開き、また公用車を利用する職員に対し安全運転の声かけなどを行い、一層の注意喚起を行ってまいります。             〔会計課長 石岡聡美君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 岡田隆行君。             〔7番議員 岡田隆行君 登壇〕 ○7番議員(岡田隆行君) 平成28年の16件から令和2年度の13件、合計しても60件や70件以上となります。幸い大きな事故にはなっていないんだろうなとは思うんですけれども、報告をいただいているもので、木曜日の午後から夕方にかけて、たしか3時、4時前後だったとん思うんですが、二つともね。やはり疲れも出る頃でしょうし、やはり木曜・金曜は全国的に見ても事故が多いときではあります。  啓発とか講習会等でいろいろ対策はされているということですが、やはり前にも申しましたけれども、ハインリッヒの法則でいくと、やっぱりヒヤリハットですね。1件の重大事故があれば、それは29件の軽微な事故があって、さらに300件の事故につながるような事象があることもありますので、職員の皆さんの体にもかかわるし、また対外的なものでもありますので、ほかの方にも迷惑をかけたりすることになります。だから、十分にやっぱり注意をしてこれからもやっていただきたいことを申し添えて、終わらせていただきます。             〔7番議員 岡田隆行君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 以上で通告による質疑は終わりました。  これをもって質疑を終結し、報告を終了いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君) 日程17、事務事業評価の報告についての件を議題といたします。  総務文教委員会、厚生常任委員会及び建設常任委員会の各委員長から、事務事業評価結果について報告したい旨の申し出がありましたので、これを許可いたします。  なお、各委員会の事務事業評価の結果はお手元に配布しておりますので、御参照ください。  まず、総務文教常任委員会、加納委員長。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 登壇〕 ○総務文教常任委員長(加納孝彦君) 議長のお許しをいただきましたので、総務文教委員会における議会による事務事業評価結果について報告をいたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し次のとおり提言をいたします。  まず一つ目、歴史的財産保存活用事業(恋しき・郡役所)については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。「恋しき」の取得事業には、多額の費用を要した事業でありました。今後、この恋しき・郡役所の事業を進めるに当たっては、まず将来像の明確化をされたい。「恋しき」の保存・活用においては、庭園も含めて検討されたい。  二つ目、新たな関係人口の創出・拡大による移住定住促進事業については、抜本的な見直しの上、継続すべきと考えます。総務文教委員会としては、この事業そのものに反対するものではございません。移住相談員の配置、お試し移住体験住宅など、具体的に事業が進みつつあります。実際には、府中市への移住者は簡単にはふえていかないことから、費用対効果が現在時点では余りにも低いと言えるのではないか。よって、抜本的な見直しが必要と判断をいたします。加えて、市内の中で家を建てやすくする環境、市民への魅力の発信など、定住につながる取り組みもあわせて行う必要があるのではないかということで、この辺りを再検討されたいということであります。  三つ目、スポーツによる魅力あるまちづくりまちづくりの視点から捉えたスポーツ施策の展開~については、一部見直しの上継続すべきと考えます。新たな市民プールは20年後の人口・年齢層等を十分に考慮し、過分な投資を控えて多世代型複合プールを目指されたい。グラウンド整備については、速やかに実行されたい。(仮称)府中市まちなかマラソン大会、EV&ゼロハンカーレースについては、さらに工夫を加えて関係人口の創出につなげてもらいたい。  四つ目、地域防災力強化事業については、一部見直しの上継続すべきと考えます。コロナ禍にあって、自主防災組織の活動支援及び防災リーダー等のスキルアップの事業は計画どおり実施できておりませんけれども、引き続き取り組まれたい。防災士の育成については、自主防災組織において人数にばらつきがありますので、地域格差は考慮されたい。また、マイ・タイムラインの普及促進のため、自主防災組織への呼びかけを行われたい。  五つ目、ICTを活用したまちづくりについては、現状のまま継続すべきと考えます。ICTを迅速に取り入れ環境整備を進めることで、今後公共サービスの向上と地域課題の解決にどのようにつなげるかが課題であります。デジタル庁の動向を注視し、利用できる制度は活用され、ICT都市ふちゅうの実現に向けて取り組まれたい。  以上、まことに簡略ではございますが、総務文教委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、御報告とさせていただきます。           〔総務文教常任委員長 加納孝彦君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて厚生常任委員会、大本委員長。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 登壇〕
    ○厚生常任委員長(大本千香子君) 議長のお許しをいただきましたので、厚生委員会における議会における事務事業評価結果について報告いたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として府中版ネウボラ事業、三玉プロジェクト、地域福祉計画実施に向けた取り組み、市民病院の将来のあり方検討業務、ICTを活用したまちづくりの5事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し次のとおり提言いたします。  府中版ネウボラ事業については、現状のまま継続すべきと考えます。天満屋の2階に移転したことにより相談に行きやすい環境が整い、にぎわいづくりにも貢献している。1階入り口にネウボラ案内板の設置等、市民へのPRを積極的に行い、利用者のニーズに応えられるようサービスの充実を図り、事業を継続していただきたい。  三玉プロジェクトについては、一部見直しの上、継続すべきと考えます。地域で十分活用できるよう年度内に住民説明会を行い、地域住民と合意形成をした上で駐車場についても継続して検討を行い、令和4年度のオープンに向けて事業を継続していただきたい。  地域福祉計画実施に向けた取り組みについては、一部見直しの上継続すべきと考えます。実績が目標と乖離しているのは、コロナ禍によるものだけではないと感じる。事業としては必要なものであり、社会福祉協議会と連携し、新規事業については十分な予算を確保し、人材育成に力を入れる等効果的な方法を検討し、事業を継続していただきたい。  市民病院の将来のあり方検討業務については、一部見直しの上、継続すべきと考えます。継続中の事業であるが、現状の問題点を洗い出し市民の声にも耳を傾け、病院機構とともに課題を明確にし具体的な目標を立て、その成果が十二分に発揮できる環境を整えられたい。また、その目標や成果について市民への広報・説明を強化されたい。  ICTを活用したまちづくりについては、一部見直しの上継続すべきと考えます。オンライン診療は今後必要とされる分野であり、ICT環境の整備も含め、市の主導で推進協議会を立ち上げ、関係機関を巻き込んだ具体的な検討を開始し、拡充に向け継続して取り組まれたい。  以上、まことに簡略ではありますが、厚生委員会における議会による事務事業評価結果を申し上げ、報告とさせていただきます。           〔厚生常任委員長 大本千香子君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 続いて、建設常任委員会、加藤委員長。            〔建設常任委員長 加藤吉秀君 登壇〕 ○建設常任委員長(加藤吉秀君) 建設委員会における議会による事務事業評価結果について報告いたします。  本委員会では、議会による事務事業評価の対象事業として、まちなか再生(グランドデザイン)の実行に向けて、駅周辺の賑わいづくり事業、観光振興ビジョンの実行、上下地域の観光振興事業、中小企業振興に向けた産業連係室の創設、企業流出防止に向けた産業用地の確保の推進の6事業を抽出し、今後の事業の方向性と議会としての評価意見を取りまとめましたので、執行部に対し次のとおり提言いたします。  まず、まちなか再生(グランドデザイン)の実行に向けてについては、一部見直しの上継続すべきと考えます。人口減少の中計画どおりに実施可能か不明確でありますが、第3期都市計画整備計画について国の承認を得られたことは評価できます。府中駅南側について、イベントの開催等の社会実験を行いながら効果を適正に分析しながら進め、あわせてウオーカブルエリアの選定は慎重にされたい。また、かわまちづくりについては、駐車場の確保を取り組み項目に追加されたい。府中駅整備基本構想については、現実性のある構想とするため、JRとの合意形成ができた内容を構想に反映されたい。  次に、駅周辺の賑わいづくり事業については、現状のまま継続すべきと考えます。i-coreFUCHU(いこーれふちゅう)についてネウボラ機能を備えた第1期整備は、府中駅南側の核となる施設として予定どおりオープンされました。今後は施設の利用促進を図られたい。第2期整備に期待する声も多く、状況を分析しながら第2期整備へ反映させ、また時代を先取りした発想により継続したにぎわい創出を図られたい。また、府中駅から国道まで抜ける道路を整備されたい。  次に、観光振興ビジョンの実行については、一部見直しの上継続すべきと考えます。府中市観光の体制づくり、地域資源の観光商品化、観光客受け入れの環境整備は、おおむね良好であります。観光事業者等が自立した活動ができる支援やコロナ禍における観光のあり方を検討されたい。また、地域で稼ぐ観光の実現を掲げていることから、経済効果を設定目標に追加するべきである。観光客数、経済効果の目標達成のため、市内観光やイベント情報などあらゆる手段により積極的にPRされたい。  上下地域の観光振興事業については、抜本的な見直しの上、継続すべきと考えます。翁座耐震・大規模修繕改修や計画が不明確な分散型ホテルなど、ハード事業については費用対効果が極めて低いため、休止・廃止すべきである。その上で、翁座においては費用対効果が比較的高い活用法について検討されたい。また、分散型ホテルについては計画を明確にされたい。当面はハード事業を見合わせ、プロモーション活動、宿泊・飲食割引、リピーター割引など、ソフト事業を重点的に取り組まれたい。インバウンドは必要ではありますが、まずは国内・県内の観光客を最優先した取り組みを図られたい。  中小企業振興に向けた産業連係室の創設については、現状のまま継続すべきと考えます。目標に対する実績は低調ではあるが、コロナ禍による影響によるものと考える。産業連係室は市内中小事業所に対するプラスの影響は大きく、また事業所の多岐にわたる課題解決支援、事業所訪問の充実のため、産業連係室の体制強化を図られたい。近畿大学との包括連携協定の効果を最大限発揮させるため、積極的にPRされたい。  企業流出防止に向けた産業用地確保の推進については、現状のまま継続すべきと考えます。企業流出防止及び企業誘致については、インフラ整備等産業用地の確保が必要である。産業団地についてニーズの把握と変化を的確に捉えるため、詳細なニーズ調査を継続的に実施されたい。候補地の選定については、交通インフラが重要であることから、交通インフラを検討項目に含めて検討されたい。  以上、まことに簡略ではありますが、建設委員会における議会による事務事業評価を申し上げ、報告とさせていただきます。            〔建設常任委員長 加藤吉秀君 降壇〕 ○議長(棗田澄子君) 各委員長の報告が終了いたしました。  各報告に対する質疑は、議会運営委員会の決定により省略いたします。            ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(棗田澄子君)  以上で、本日の日程は全て終了いたしました。  お諮りいたします。  議案調査のため、12月1日は休会いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。              〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(棗田澄子君) 御異議なしと認めます。  よって、12月1日は休会することに決しました。  次回は、来る12月2日、午前10時から本会議を開きます。  ただいま御出席の諸君には、別に通知はいたしません。御了承の上、御参集願います。  本日はこれにて散会をいたします。                 午前10時58分散会...